雲南貴州情報

◆怒江、独流江公路と旅行社の見積もり
                             (修正2000-09-21)

 先日いつもお願いしている昆明のガイドのTさんと貴州行きの帰りにお会いしましたらご自分の北京ジープで怒江へ行かれたそうで少しその話を聞いてきました。その後帰国しましたら その怒江のコースの見積もりをFAXで送ってきたので御紹介します。以前やはり見積もりを頼みましたら保山のCITSの車を使って日程が組まれていて、いつになく高額でしたしTさん自身が怒江に行った事が無いという事で断念していましたが今回は六庫の旅行社を使うという事で価格的にもこなれています。

独流江公路はやはり砂利道で雨期は通行出来ないと考えた方が良いという事でした。
完成しているのは貢山から西へ90Kmまでの孔目という所までで更に20Kmほど独流江に沿って南へ行かないと独流江(地名)まで行き着かないそうです。

怒江8日間 

日程

移動コース

参観

宿泊地

1日目

日本−昆明(3Q4491 19:00発)−保山

 

保山泊

2日目

保山−福貢

怒江渓谷観光、老虎跳、匹河飛来石、壁耕景観

福貢泊

3日目

福貢−丙中洛

石月亮、江必松?、怒江第一湾、桃花園、怒族、イ栗イ栗族、蔵族訪問

民家泊

4日泊

丙中洛−貢山

重丁村天主教堂

民家泊

5日目

貢山−六庫

人馬吊り橋、溜索、イ栗イ栗族春浴跡

六庫泊

6日目

六庫−保山−昆明(飛機)

 

昆明泊

7日目

昆明1日

(多分自由行動、食事無しでしょう)

昆明泊

8日目

昆明−日本

 

 



料金表 (参考) 昆明から昆明までの料金

人数

使用車種

金額

1人

北京ジープ

15万円

三菱ジープ

16.5万円

2人
(1人当たり)

北京ジープ

10万円

三菱ジープ

11.5万円





◆中国昆明国際観光祭
                               (2000-04-06)

  上記の国際観光祭が行われるようです。ただ単なるキャンペーンという雰囲気もありますし、日本で全く話題になっていないようです。以下はこのお祭りのパンフレットを貰ってきましたので面白いものだけ拾い出してみます。全部で29コースが紹介されています。多くの方が参加するようなメジャーなコースも当然あります。この中には日時が入っていますがこのツアーが催行されるという事ではなくてあくまでお客さんがいれば催行されるという意味だそうです。このお祭りは実際は昆明のCITSが音頭をとっているようです。
それぞれのコースを眺めては夢を膨らませて楽しんでいます。


   ◎期間 2000年4月10日から5月10日
   ◎主催 中華人民共和国国家旅游局
       雲南省人民政府
       (中国昆明国際観光祭組織委員会)



維平県「三月三」プイ族歌垣大会コース

日程

午前

午後

4月10日

昆明国際観光祭開幕式のご参加へ

雲南民族村見学、また少数少数民族の人々との交歓会へ

昆明国際観光祭開幕式のご参加へ

4月11日

バスで維平県へ移動

 

維平泊

4月12日

九竜河滝見学、民族舞踊、竹製ボート競技などをご覧いただく

レスリング、香り袋のお互いに投げ合い、竹登り魚釣りなどを見学、ご参加へ

自由行動

4月13日

多依河遊覧、プイ族織物細工、染め細工、編み物細工、草笛などの風俗をご体験いただく

多依河風景区での竹製ボート競技、民謡の掛け合い、水鉄砲競技などの活動お楽しみ

 

4月14日

遊覧船で魯布革を遊覧、船中で民族ショーをお楽しみ

魯布革発電所地下水路をご見学

 

4月15日

バスで石林へ

石林見学

石林の夜景見学 石林泊

4月16日

昆明へお帰り または地方観光へ

 

(維は上が「皿」で「下」に右が夕です 菜の花で有名なローピンです。)





ワ族歌垣会、水掛け祭コース

日程

午前

午後

5月13日

バスで臨倉地区孟定鎮へ 途中、雲県経由

雲県泊

5月14日

孟定鎮へ移動

 

開幕式、文芸出演へご参加

5月15日

洞景仏寺、タイ族水掛け祭りへご参加

タイ族水掛け祭りへご参加

「南丁河の夜」交歓会<ワ族、タイ族、プラン族、トアン族>

5月16日

ミャンマー 1日日帰り周遊

少数民族歌合戦、茶文化展示などをご覧いただく

5月17日

倉源岩画、広充仏寺をご見学

翁丁原始群居生活集落、ワ族文化、民族ファションショー、美食展などをご見学

開幕式へご参加

5月18日

バスで昆明へ

 

 





怒江大峡谷の旅

日程

午前

午後

4月16日

空路で昆明から保山へ着後、バスにて六庫へ

百花嶺礼拝堂にてリス族のコーラスをお楽しみ

六庫泊

4月17日

風雪山口、揚家湾原始林、戦争遺跡などのミャンマー景色をご見学

リス族”刀の梯子に登り足で火な踏む”の芸能をご披露

4月18日

貢山へ(238Km)、途中に怒江大峡谷、石月亮、江中松などをご見学

貢山県泊

4月19日

丙中洛へ(42Km)怒江大三湾観光

怒族仙女祭りをお楽しみ

丙中洛泊

4月20日

徒歩6Km、普化ラマ寺、重丁カトリック教礼拝堂、石門関、怒族民居等のご観光へ

各民族の交歓会をお楽しみ

4月21日

丙中洛−福貢(170Km)ロープ滑り

リス族同心酒交歓会(お客様のご要望により)

4月22日

福貢−保山(290Km)

保山泊

4月23日

空路で昆明へ

 





迪慶シャングリラ芸術祭り

日程

午前

午後

5月4日

昆明から空路で麗江、または大理からバスで中甸へ

中甸泊

5月5日

09:00-11:30開幕式へ

松賛林寺、イラ草原、州博物館をご見学

チベット歌舞、舞踏詩−カワガバ峰の賛美詩、ファッションショー

5月6日

バスで碧塔海へ、碧塔海をご見学、チベット民間歌舞をご覧いただく

中甸県泊水台を遊覧、ナシ族のショー

シャングリラの夜歌舞演出、焚き火大会

5月7日

徳欽県へ移動

途中、ナパ海東竹林寺、白忙雪山をご見学

徳欽県泊

5月8日

太子雪山、明永氷河をご見学

バスで中甸へ

迪慶州歌舞団成立40周年記念優秀芝居演出

5月9日

バスでシャングリラ大峡谷見学

バスで中甸へ買い物

チベット民家訪問、民族民間歌舞鑑賞

5月10日

終日中甸市内観光、五鳳山で競馬、矢射りをご覧いただく

四川、チベット、青海、迪慶州歌舞団の連合演出より閉幕式

5月11日

バスで虎跳峡へ また麗江或いは中甸から空路で昆明へ




麗江、寧ラン 摩梭族風情の旅

日程

交通

観光内容

宿泊

1日目

 

昆明到着後、西山竜門、大観楼観光へ

昆明

2日目

飛行機

空路にて昆明からに大理へ、到着後、遊覧船にてジ海観光、三塔寺、蝴蝶泉、喜州ペー族村、大理古城見学へ

大理

3日目

バス

バスにて大理から麗江ほ、四方街(世界遺産)玉泉公園などのご見学へ

麗江

4日目

バス

バスにて、瀘沽湖(女児国)に向かう。かがり火の夜会をお楽しみに

摩梭族民居

5日目

バス

猪槽船にて湖、リウビ島、土司島を遊覧、モーソ族民居ほ訪れ、

永勝

6日目

バス

バスにて麗江に戻り、リフトにて雲杉坪観光、又は、白水河、乾海子、玉峰寺、白沙壁画見学へバスで中甸へ買い物

麗江

7日目

飛行機

空路にて昆明に戻り、石林観光へ

昆明

8日目

バス

世界花博園観光、午後空路にてご帰国へ

 




文山普者黒 イ族 隈取り祭り
バスで昆明よりで280Km−丘北へ

日程

午前

午後

4月22日

少数民族ファッション祭り開幕式のご参加へ

民族ファッションショー

焚き火大会

4月23日

隈取り祭り開幕式、山登り魚捕などをご覧頂く

龍船競技、レスリング、民謡の掛け合いなどのご見学

松明お騒ぎへご参加

4月24日

ミャオ族歌合戦、闘牛、牛乗り競技などのご見学

笙舞、火磨き競技、のご見学

ミャオ族歌舞

4月25日

仙女洞イ族の祭祀演じ、イ族古い民謡の演じなどをご覧頂く

水ドラゴン遊び、妻奪いなど民俗演じをご見学

イ族歌舞ショー

4月26日

チワン族銅鼓祭り、花鉄砲遊び、矢射り、駒投げなどを演じなご見学

闘鶏、闘牛、銅鼓舞のご見学

チワン族歌舞ショー

4月27日

ミャオ族村、ミャオ族風情をご見学

大形歌舞−雲嶺水郷の愛



 いただいたパンフレットはオールカラー18ページで写真も多く(100枚以上)、シンセンで印刷されたようです。いまだ昆明では「美しい」カラー印刷は不可能だそうです。掲載されている観光写真の一つ一つは小さいのですが素晴らしいものばかりです。
これだけの見所を持つ省は中国では雲南のみでしょう。




◆瀘沽湖 「JTBワールドワイド中国」
                               (2000-04-05)

  JTBワールドワイド中国というガイドブックが発売されました。この中に瀘沽湖のページが1ページあります。299ページ

◎このページの下に民宿の写真が載っていますがこの写真の民宿が「民族園」です。落水で一番大きな民宿です。室内は綺麗です。但しオフロ、シャワーはありません。

◎この中で麗江から寧ランまで9時間と書かれていますが現在は4時間から5時間です。

◎落水にタクシーがあると書かれていますが無いと思われます。今年2000/3に1カ月瀘沽湖で暮らしたパックパッカーに聞きましたら、車が無くて摩梭山庄のジープなどを使っていたそうです。

◎四川の西昌からバスがあるように書かれていますが、瀘沽湖の落水方面(西側)から東の瀘沽湖鎮(左所)までの道路は自動車が安定して通行出来る道路がありませんので実際には無いと思われます。

◎昆明からの寧ランまでの寝台バスは昆明汽車西站から毎日午後4時に出ます。到着は翌日の午前11時です。昆明汽車西站時刻表を参考にして下さい




◆大理古城 菊屋 チケット案内
                               (2000-03-12)

  日本人パックパッカーに有名な菊屋内に貼られてバスのチケットと観光チケットの案内です。(勝手に行っているので菊屋に問い合わせるのはご遠慮下さい)


  
 菊屋内のチケット案内


◆峰岩洞                          (2000-02-18)


 先月(2000/1)テレビで放送された「暴れ龍 揚子江」という番組などて紹介された「峰岩洞」の場所がやっとわかりました。日本テレビの「まるみえテレビ」でも紹介された事があります。
村全部が巨大な洞窟の中にあるという村です。広南県南屏鎮安王弁事処(峰岩洞村)という住所のようです。昆明から12時間それから歩いて4時間 南に30Kmでベトナムです。 広南県城から南東へ30Km、56戸、300人、全7000平方メートル、家には屋根がありません。
(雲南旅游之最 雲南大学出版社刊より)



◆バンコク−西双版納   航空路開設            (2000-02-11)

 こちらのリンクで紹介している 青柳さんのホームページでバンコク−西双版納間の航空路の開設が紹介されています。
この路線ですと日本から2回の飛行機で西双版納に到着します。


     Aoyagi 電網写真館雲南館 いわざわ雲南通信舎


◆JAS昆明線                      (1999-02-28)
                             (修正2000-10-11)

   3月28日 就航

 水、日曜  羽田−>関空  JD513 07:30->08:45

 水曜日   関空−>昆明  JD233 10:00->13:40
 日曜日   関空−>昆明  JD233 09:40->13:20

 水曜日   昆明−>関空  JD232 15:10->20:20
 日曜日   昆明−>関空  JD232 14:40->19:50

 水曜日   関空−>羽田  JD516 21:20->23:25
 日曜日   関空−>羽田  JD518 22:10->23:25

  日曜日の関空での乗り換えが1時間しかありませんが30分で乗り換えが出来ました。

  中国国内の時刻表はhttp://www.caft.com/で検索が出来ます 但し完全ではありません


この路線の羽田−関空間は乗っても乗らなくても運賃が同じですのでJASのマイレッシが登録されないと思っていましたが実際にはカウントされていました。この事をJASに確認しましたら格安航空券でもカウントされるものとカウントされないものがあるそうです。羽田でマイレッジの自動登録装置がありますのでカウントされるかどうか不明ですが登録してみてはどうでしょう。登録出来れば帰国時の関空−羽田間の分も登録されますので帰国時に関空で登録をしなくても良いそうです。




◆中国文化之日   日中友好会館
                             (1999-11-03)

  

  財団法人 日中友好会館で10月28日から11月3日まで中国文化の紹介として「中国文化之日」の催し物が開催されました。

◎中国少数民族・服飾舞踏公演
  雲南省紅河哈尼族彝族自治州から同歌舞団が来日して同地と雲南省の各民族衣装を着て舞踏がありました。1時間半にわたり素晴らしい舞台で、雲南25少数民族の素晴らしい衣装と舞踊が堪能出来ました。

◎雲南省少数民族服飾展
  雲南省の代表的な民族衣装の展示と写真パネルの展示でした。

◎中国語無料講座
◎中国健康法 太極拳のお話と実技
◎中国物産展−即売会です。

◎講演会 小ホールで
  ●胡旋舞とマカーム−新疆ウイグル自治区の伝統音楽
  ●天女の羽衣・龍女の羽衣
  ●少数民族から見た中国−日中共同取材の現場から−
    日本ビクター(市橋プロデューサー)
    こちらで紹介している「天地楽舞」の撮影裏話です。いろいろと撮影現場の実態をお聞きする事が出来ました。





◆瀘沽湖 新道完成
                             (1999-07-04)
                             (2000-09-05)

  雲南省麗江から瀘沽湖までの新道が完成しましたが舗装工事の為 再び通行止めになっています。完成は11月との事。旧道は麗江から永勝を通る、遠回りの道ですが11月からは 麗江から金沙江沿いの道が出来て瀘沽湖の手前の寧ランまでの道が完成します。1999/9/10に昆明の民族村の摩梭人から聞いたところ、麗江から寧ランまでは車で4時間だそうです。今度の道路は地図で見ますとほとんど一直線です。又 寧ランから瀘沽湖までの道路も全て舗装化が終わり2時間で瀘沽湖に行けます。
瀘沽湖の落水から里格島へ降りる交差点までは全て狗頭石が敷かれていました。
これによって 朝昆明から飛行機で出発し、麗江の空港から瀘沽湖までその日の内に入れるでしょう。(7時間)日本から2日で瀘沽湖に到着します。




◆高速道路                         (2000-09-05)

昆明から玉渓までの高速道路が完成していました。6車線(緊急車線は無い)で素晴らしい高速道路で道路外からの進入を防ぐ防護策も半分ほどはありました。普通車で25元、昆明−玉渓間は1時間程度、バスは老民航路の昆明旅游客運中心站から出ています。
玉渓−元江間の高速道路はかなり出来ていてほとんどの舗装が終わっていました。但し、元江近くは不明です。多分 今年中には完成かも。



◆ヤミ両替                         (1999-09-14)

 以前からヤミ両替の話を聞いていたのですが昆明のとある交差点にある陸橋でヤミ両替を求められました。1万円で760元だそうです。聞いただけで恐いので両替はしませんでした。パック旅行で中国現地旅行社がバスの中で両替をしますがこのヤミ両替程度の儲けがあるわけです。ですからヤミ両替は日常化しているともいえます。
又 中国の旅行社に円かドルで支払っても同じ事が言えますから 元で支払う時よりも日本人はその儲けの分、値切れるかもしれません。



◆摩梭族 (もうそ族、もそ族、自称<ナズ>)

摩梭族は納西族の支族で阿注婚と呼ばれる中国でも珍しい婚姻形式を持ちます。
婚姻によって分家が起こらず男性が生家でずっと暮らします。
婚姻があっても男性は生家で仕事をし、夜のみ相手の女性の家に行きます。 ですから産まれた子供もはっきりと父親を確認出来ないとも聞きます。
中国の法律でも本当は禁止されているようですが、現在でもこの風習は続いているようです。
私が最初にこの摩梭族を知ったのは今から十数年前に雑誌の「人民中国」でしたが今ではかなり日本でも知られるようになり民放のテレビでかなり放送されるようになっています。 場所は雲南省と四川省の境にある瀘沽湖という湖の湖畔で雲南省からは麗江から、四川省からは攀枝花から入っていきます。 摩梭族の女性は背が高く働き者のようです。容姿は普米族の女性とほとんど一緒で一説によれば四川省のチャン族と関連があるようです


摩梭人に会いたいという想いは1998/9,1999/3,2000/8の個人旅行でかないました。私の
旅行記の 1998年9月
  1999年3月
  2000年8月
 をご覧下さい

交通手段は麗江から寧ランまで公共汽車で4−5時間、寧ランから瀘沽湖まで2時間です。公共汽車の接続が良ければ1日で行けると思います。寧ランから朝7:30のバスが一番大きなバス站から出ています。
タクシーですと麗江の小型シャレードで往復800元、瀘沽湖滞在1日200元、運転手の食事、宿泊費込みでした。



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