■雲南 新平県戛洒鎮
(2回目) その五







10日目 昆明市内1日目



今日から3日間は昆明市内で特に予定はありません。それでも旅行は嬉しいのか、朝6時頃には起きてしまいます。そこで昆明の北側にある黒竜潭へ行く事にしました。ホテルからバスで一端 北站へ出てそこから小公共汽車で黒竜潭へ。ガイドブックにもありましたが単なる 公園でした。近所の年配の人が太極拳をしています。5元



黒龍潭入口





黒龍潭




ホテルに帰ると10時でした。その後 ガイドのTさんの車で雲南民族村へ送ってもらいました。民族村も3月から更に4つの少数民族の家が出来、入場料も35元から45元に値上げされました。しかし私はまず 摩梭の家へ直行です。摩梭の家では3月にお邪魔した里格島の娘さんに再開、老板にも再開しました。しかしながら何人かは入れ替わっていたようです。ここで残っていたチェキを全て使いきりました。



摩梭之家





摩梭の家




その後、4月に新しく出来た、哈尼族、徳昂族、景頗族、蔵族の家を見て回りました。残念ながら、蔵族の建物内は撮影禁止となっていしまた。



哈尼寨





哈尼寨





徳昂寨





徳昂寨




民族村からバスとタクシーで光明電脳城へ、電脳城はかなり期待していたのですが閑散とした店ばかりで、商品の在庫もほとんど見受けられず、期待外れでした。それでも2軒ほど入って相場を聞いてみましたが低価格帯のものは日本と価格は変わりませんでした。ただやはりというかソフトウエアはコピー品ばかりで正規の価格でソフトウエアを販売する意志はないようです。
(売れない)windows98はメーカー製のパソコンでもハードディスクには入っているがバックアップは付かないそうで、必要なら偽物を10元程度で付けるという事でした。
その点を見るとwindows98の価格分日本の方が安いと思います。
電脳城から再度、Tさんに迎えにきてもらい雲南大学近くの北京ダックのレストラン、全聚徳の昆明支店へ、パック旅行で全聚徳へ行くと、満足に食べられませんので期待して行きました。ダックは3人分で88元、これで充分に食べる事が出来ました。3人で160元、大満足








11日目 昆明市内2日目




この日は先ず花鳥市場へ。まだ時間が早かったせいか半分ほどのお店しか開いていず、雲南省博物館へ。しかしここは工事をしているのか閉館していました。去年の夏も入れませんでした。運が無いようです。ホテル近くまで戻り 昼食、一人の時は大体5元あれば食べられるようです。その後 冷飲店でマンゴージュースです。
午後 ホテルの部屋にいてテレビを見ていましたら瀘沽湖のドラマを雲南電視台が放送していました。2時間ほどのドラマですが途中で突然ニュースが入り、ニュースが終わると突然再開します。もう 番組のスイッチングはイイガゲンです。ドラマの内容ですが里格島の摩梭人の女性と上海から来た若い画家の悲恋で、ストーリーはもう うーーーん唸るほどのよくある悲恋ものでした。出てくる俳優・女優は全て漢人で、しかも衣装は普段着にあの赤や、緑のお祭りの衣装を来ています。これもいい加減・・・ 地元の雲南電視台でこれですからたまりません。視聴率が取れれば内容は乱78糟でもいいのでしょうか?
まるで日本のバラエティー番組です。
しかし 面白いので三脚を立てて私のビデオカメラで大体は画面撮りをしました。

夕方からはTさんの会社の女性ガイド(日本語が少し出来る女性です)と夕食と夜の花博に付き合ってもらいました。まだ日本語が今一歩ですがなんとか意志疎通は出来ました。夕食は乗ったタクシーに過橋米線の美味しい所と頼みましたら茶花賓館の隣の「吉金園三店」でした。ここは団体さん御用の所で味は今一歩なんですが仕方ありません。入りましたらステージのすぐ上の席しか空いていませんでした。過橋米線、その他をお願いして 待っていますとステージでは少数民族のショーが始まりました。しかしなんだか景頗族の出し物ばかりです。ここは1993年に初めて昆明に来て夕食を食べた所のようです。



「吉金園三店」





「吉金園三店」




2人で120元程度。味は今一歩です
その後タクシーで花博会場へ、ガイドの彼女 夜に花博を訪れるのは初めてだそうで、入場料はご存じありませんでした。(花博は別項目参照)
夜11時頃ホテルに戻りました。



花博入口





人与自然館





日本館入口








12日目 昆明市内3日目




いよいよ昆明最終日です。まず、昆明站へ行き、長距離バスの様子を見ておきました。来年、再度戛洒へ行くにはどのバスで行けば良いのか調べるつもりでしたが新平県へ行くバスは何カ所かのバス站を見てもどうしてもわからなかっのですが 新平県は玉渓からでないと出ていないようで、取りあえず玉渓行きの站を探しました。東部客運站から玉渓行きの小公共汽車が出ているようで15元、玉渓から新平県城行きに乗り換えそこから更に戛洒行きに乗り換える事がわかりました。乗り換えは大変ですが、戛洒まで50元程度で行けるようです。事故の危険性は高いと思いますが 現在のチャーターに較べて費用は数十分の一です。そろそろ公共汽車で行きたいと思います。

その後 タクシーで雲南民族博物館へ、ここは民族村の隣で少数民族に関する展示がかなりありました。ここでは2組の日本のツアーの方と出くわしました。お祭りの写真もありましたが 日時は書いてあるのですがやはり場所は書いてなく、ここの展示を見て訪れる事はやはり出来そうにありません。



雲南民族博物館正面





雲南民族博物館




午後からはTさんと共に昆明の中心の近日公園へ、ここの百貨店で以前から評判を聞いていた鳳凰ブランドの一眼レフカメラを見ました。持った感触は中国製とは思えない作りで標準レンズ付きで1万円からありました。なかなか良いとは思うのですが露出計はついているのですが自動露出がついたモデルは1台もありませんでした?



近日公園南 金*門




夕食は 昆明なのに北京飯店でした。安いわりに美味しいと思います

その後Tさんの家の近くまで行き、車に家族を乗せ昆明の省体育館へ。ここで半年続いた運動健康週間の閉幕式があるそうで、Tさんの奥さんが出場するのだそうです。それでTさんは家族揃って見学です。私もついでに見学という具合です。
この省体育館はびっくりするほどの大きさです。ここで普通のオバサンや子供達が日頃の健康活動の成果の発表をするわけで、Tさんの奥さんも太極拳に似た踊り?を披露していました。(遠くでしたのでよくわかりません)
その後 日本のオートバイメーカーの協賛でモトクロスバイクを使ったデモンストレーションがありました。最後はそのモトクロスバイクで自動車を飛び越え、距離を競う出し物があり、結局夜の11時まで続きました。ご苦労様でした。



太極拳





ジャンプ





ジャンプ










13日目 広州へ 帰国




いよいよ帰国です。6時半にホテルから出発ですが6時50分になっても航空券を持ったTさんがやってきません。Tさんの家に電話しましたらやはりまだいました。Tさんはやはり朝は弱いようです。仕方がありませんので別々に空港に出向く事になり なんとか空港にたどり着き無事 広州行きに乗り込む事が出来ました。なんだかこの頃、帰国時に何かがよくおきます。

広州ではチベットと九寨溝に行った大学院生と合いいろいろと中国旅行の話題で花が咲きました。成田行きでは千葉県の市原市へコックとして行く、広州の男性と席が隣になりました。これで夢のような云南の旅が終わり無事 成田に着くことが出来ました。


お土産は Tさんから貰った雲南のワイン、戛洒の小姐から貰った花腰タイ族の笠、腰に付ける同小物入れ。

費用は 広州から広州まで 約8000元(旅行社支払いのみ)
    (但し昆明の3日間は宿泊費のみ)

    成田−広州往復 \41,000+ビザ代

必需品 虫さされの薬が大量に必要です。私は体のいたる所をさされ帰国後10日間ほど虫さされの為、過剰にアレルギー反応が続き困りました。


しかし今回の旅行を依頼したTさんの仕事は大変問題が多く、抗議しようと思ったりしたのですが 今後の事もありもう少し様子を見ようと思います。料金だけが決まっていて 勝手に出発日を遅らせたり、戛洒の滞在を短くしようとしたり、帰国時の私の航空券を持ったまま寝坊して 私一人で空港まで行くことになったりで基本的に旅行業務を安心してまかせられないと感じました。こんなトラブルが発生するなら、全て自分一人て行っても同じリスク程度で済むと思います。しかも掛かる費用は数分の一程度で済むと思います。





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