■貴州省から広西チワン族自治区へ その1





●1日目 上海へ





成田空港へ午前11時50分集合でしたが中国向けの中国東方航空の飛行機が遅れているようで結局 再集合となり予定より1時間遅れて、午後2時50分の出発となりました。今回は25名もの参加で、貴州省の苗族の模様がテレビで放送された影響との事でした。日本側の添乗員は畑山さんという若い女性で派遣のようです。

上海で、通しのガイドの孫さんとお会いしました。彼女は西安北方国際旅行社の方でそれはそれはチャーミングな方でした。お姉さんが上海でモデルをしているとかで愛くるしい笑顔がたまりません。それに日本語も上手で積極性もあり、こんな素晴らしい女性もいると改め中国の広さを実感。


大型バスに乗り予定外の夕食を市内のホテルでとり、宿泊する上海日航飯店に到着、ここは日系だけあってなかなか細かいサービスもあり、当然日本語OKでした。入口では中国の楽器の演奏が迎えてくれてなんだかユーラシアの旅行とは思えませんでした。
夜はオプションでバンドへ。(20元でした 便宜!)



バンド 和平飯店






●2日目 上海から貴陽へ





午後は貴陽へ向かいますが 午前中は自由時間です。やはりオプションで上海博物館へ (バス代20元+入館料70元「イヤホン付き」)でした。私はそのバスで上海博物館まで行き、リンタクで豫園脇の上海旅游書店へ行きました。20冊ほど各省の地図を購入しましたが残念ながら今回の貴州省と広西チワン族自治区の地図はありませんでした。



上海旅游書店




この地図を持って旅行するのは大変ですが チャンスがある時に購入しておくのは中国旅行の鉄則ですから仕方がありません。
再度 リンタクで上海博物館まで戻り、20元を払って博物館内へ。最上階が少数民族の展示がありますので今回の目的地の少数民族の衣服を撮影、やはり云南、貴州省の衣服がほとんどです。しかも入口の真ん中にあるのは今回行く、貴州省雷山県の苗族の銀の飾りのついた衣装で貫録があります。

参加者全員は上海博物館近くの明苑飯店にて昼食、ここはとてもモダンな感じのする所で今回の唯一の都会の食事でした。そこからなんだか天馬飯店という寂しいホテルのお土産売場に連れて時間調整、そして上海空港です。
3月の時はこの国内線のトイレでパスポートを盗まれた人がいました。再度このトイレに入ってみましたが内部が模様替えしており狭い通路を何度も折れ曲がって歩くとやっと便器まで到着します。もしかしたら犯罪防止の為にしたのかもしれません。あれではなかなか走って逃げるのも大変だと思います。
西南航空のB737で貴陽へ。こちらも1時間ほど遅れて出発です。機内はやはり2/3程度の乗客で貴州は貧しいのかもしれません。前回ここのGPSでの位置測定に失敗したので今度はと思いましたがやはり駄目(後で確認しましたら予め概略の位置を入れておくのですが北緯と南緯を入れ間違っていました)

私たちは人数が多いので2台のマイクロバスに分乗して貴陽の町へ向かいます。ここで貴陽のガイド 貴州海外旅游総公司の曽令兵さんが待っていました。15分ほどで貴陽の町へ到着、夕食は鴻池飯店で3月にも来た所です。
ホテルは市内北部にある貴州飯店、ここは貴陽でも最高のホテルだそうで4つ星です。TC換金可。ここで3月にお世話になった貴州のCITSの陶健さんと再開しました。彼女は今CITSの日本語部4名の副部長だそうです。ここで3月の時の模様を録画したPALのテープをお礼にお渡し しました。
ホテル前の道路を歩いていると薬局があり、蜂蜜+人参のアンプル24本入り5.5元、同瓶入り500mlが12元と嬉しい安さですので購入、以後、旅行中毎日飲んでいました。




●3日目 黄果樹瀑布へ






貴州飯店





黄果樹への途中
菜の花はありません




黄果樹瀑布、竜宮への1日ですが結局 3月の時と全く同じで休憩場所まで一緒でした。3月の時は畑は一面 菜の花でしたが今回は普通の景色であまり感激もありませんが1日中、天気も良く快適でした。黄果樹瀑布近辺にはプイ族と苗族の民族衣装を着た女性が沢山いて1ショット5元でモデルとなってくれます。ただプイ族も苗族もどうも観光用の衣装らしくどちらも赤系でスカートがちよっと違うだけでした。
黄果樹瀑布の観光コースを一回りして黄果樹賓館にて昼食、ここもオンシーズンのせいか苗族の衣装を着た黄果樹賓館の従業員の方が蘆笙を奏でて迎えてくれます。ただ日本の四季の歌と北国の春は止めてほしいものです。



黄果樹瀑布での小姐
プイ族か苗族?





黄果樹瀑布





黄果樹瀑布





黄果樹賓館前の出迎え




昼食後は鍾乳洞の竜宮へ向かいますが途中にある小桂林にも立ち寄りました。今は普通の緑ある風景でやはり3月の菜の花の感激はありませんでした。竜宮も前回と全く同じ、帰りには安順市で臈纈染めの工場にも同じように寄り、貴陽の町へ戻ります。夕食は金龍飯店、ここも3月と一緒です。今回は3月の時と違って料理の質も量もずっと良くなっていて貴陽のガイドの曽さんに聞いてみましたが「前回は貴州CITSだったが私の所より利益を沢山とっているので・・」という事でした。以後 美味しい料理が続きましたし、添乗員も料理には随分と気を使ってくれていました。



小桂林





小桂林近くの大穴






●4日目 貴陽から凱里へ





貴陽市内の黔霊公園へ。公園内の弘福寺は大勢の人に賑わっていました。その後、公園内で指文字で掛け軸を書く先生の所で1時間以上も留まってしまいました。本来ユーラシア旅行社はこういったお土産ものの所へは行かないはずなんですが? 凱里まで行くのでこういった所へ連れて行かれても、1日の日程を考えた場合、ツアー参加者も考えて行動していただきたいと思うのですが、予定時間について判っているとも思えない参加者ですから 仕方ありません。(正確な地図を持っているわけではありませんので)
添乗員はそれでも5時に凱里につくと言っているのですがドライバーは8時との事。 やっと次の甲秀楼へ。ここは川に掛かる橋に建築された東屋で10分ほどで隣の甲秀園で昼食。


甲秀楼




1時にやっと凱里へ出発。今までの道路の隣には貴陽から広西チワン族自治区への貴新公路の工事が始まっていて既存の道路が建設資材や土砂の運搬に使われていて渋滞もかなりあり、なかなか距離が進みません。途中 バン江という犬肉で有名な所で前回と同じ場所で休憩、今回は誰も犬肉は食べなかったようです。やっと8時に凱里に到着。
夕食も凱里賓館にて。



凱里へ 貴新公路の工事





前回の昼食の食堂






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