■雲南  麗江 大理 瑞麗 その3





●5日目 大理近郊






白族





菊屋




朝食は昨日の夕食と同じサルバドーレ・ダリ(花城飯店)です。朝食後早速 菊屋に行って朝のコーヒーを飲んでいますとバスがやってきました。
先ず、大理の北側の喜州という白族の街へ。ここはジ海の西側の湖畔でペー族の昔の大きな家が残っていてここで 三道茶+白族の踊りを鑑賞?です。 三道茶は、甘い、渋い、甘い+渋い、3つのお茶が出て、人生を表すお茶なんだそうです。



喜州メインストリート





白族民族参視点





白族民族舞踊





その後 喜州から少し北の周城という藍染が多く作られている街へ。 ここで民家訪問という事でしたが 実態は藍染のお土産屋さんでした。タラー
すぐ逃げ出して道路へ




周城 藍染




昼食後、大理北30Kmの蝴蝶泉へ、ここはかなり有名な観光地で両側にお土産屋がずらりと並んでいます。普通の泉です。 ここの蝴蝶泉から流れ出た水で納西族の女性が洗濯していたので同行したY氏は早速、カメラの撮影会を開いてしまいました。 彼にはそういった才能があるようです。私はオマケでビデオ撮影です。




蝴蝶泉入口





蝴蝶泉





Y氏白族撮影会





Y氏白族撮影会




南下して大理三塔寺へ。大きな塔(69m)と小さな塔2つで構成される8世紀のお寺です。 この時かなり風が強かったのですがジ海も良く見えて高台からの風景が忘れられません。 この大理三塔は大理のシンボルです。
この三塔も地震で何度も壊れたり、修復されたりで現在は登る事が出来ないとの事。傾いたまま。



大理三塔





大理主塔とジ海




更に大理南門までもどり、そこで解散、南門の上へ登りましたがここもジ海が綺麗でした。



大理古城南門





南門より南側(城外)





南門より北側(城内)





南門より東側





南門より南東(ジ海)





大理メインストリート(復興路)




風邪予防の為に薬屋にてビタミンCを一瓶購入3元

夜は菊屋のクリスマスパーティでカレーライスを食べてきました。
ここには日本人の20才台の若い男性が多くなかなか盛り上がっていました。
その中の一人が私たちに「皆さんどうやっていらしたのですか?」と聞いてきたのですが「恥ずかしくて言えません」と言いましたら判っていただいたようです。



菊屋の2人





菊屋クリスマスパーティ





MCA




ホテルに戻る途中でMCAで自分のホームページを覗いてきましたが、256色、モデムは14400BPSでちょっとがっかりでした。2元/分




●6日目 大理から保山へ





昨日まで乗っていた大形バスとサヨナラして今日からはマイクロバス2台に分乗します。 各1台には8名+2名+荷物という具合で丁度良い座席となりました。
この後 芒市の空港から昆明に戻るまでの間、雲南徳宏地区では、ほとんど大形バスを見た事がありませんでした。(瑞麗−昆明間の長距離バスを除く)
私は乗降口のすぐ後ろの1人席に座り1脚付きのビデオカメラをこの後、ずっと回していました。

この日も朝食はサルバドーレ・ダリで こんなに同じ場所で食事をするのは初めてです。まあ菊屋が近いので便利ではあるのですが。
2台のマイクロバスは大理の西にある崇山がまだ朝日で赤く染まっている中を大理市の下関に向かいます。 マイクロバスの中で私が日本から持ってきたキングレコードから発売されている「雲南少数民族の音楽」のカセットを掛けて貰い、車内は「雲南」していました。

下関を過ぎ徳宏方面へ向かいます。少しずつ標高も下がっているようです。 道路は舗装から石畳に変わり、平均速度も30-40Kmぐらいしか出ません。
道路は河の右側にありますが左側の対岸には新しい道路を建設中でした。 河の水は猛烈な公害で泡が大量に浮いていて河の水が全く見えない所がありました。
しかし暫く走るとダムがあり、そこで河の流れは無くなっていました。




昼食−食堂





かまど





美味しい!




トイレ休憩後、大理州永平県で昼食です。数件食堂が並んでいる中で綺麗そうな食堂を選んで食事のオーダーを中国側のガイドがしていました。 この食堂は建物の外壁にカマドの焚き口があり、その壁の内側で調理をします。
食堂の中にはテレビがあって中国、国内向けの衛星放送が見られました。
(当然 地上波は見られません)
料理が出来るまで30分ほど近所で散策です。道路と食堂は川の北側にあり川より20メートルほど高くなっています。この傾斜地に木造板張りの小さな小屋がありここがトイレでした。

食堂では3つのテーブルが出来、皿の合計は30ぐらいだったと思います。
なかなかの味でいつもながら食事の美味しさは食堂の大きさと綺麗さには比例しない事を改めて実感しました。 その後 この食堂の料金は全部で70元と聞いて やはりという感想でした。16+2+2名の食事で70元です。
50円/人です。(予約無しの現金支払いですから判ってしまいます。)
永平の温泉飯店を過ぎて(温泉があります)山間部を暫くするとマイクロバスの右手には瀾滄江(メコン側)の流れが見えてきます。 この下流には西双版納があり、更に下流には7月に行ったタイのゴールデントライアングルがあります。
道路の両側の木々はまるで5,6月の新緑の頃のみずみずしさです。 マイクロバスは段々と標高を下げ瀾滄江に掛かる永保橋を渡りました。 ここでこの景色を写真に撮ろうと止まって欲しいと言いましたら珍しく止まってくれましたが、車内からパチリでおしまいでした。 中国人は自然の景観を楽しむという事の重要度が日本人と異なるのではないかと常々思います。




瀾滄江





永保橋−瀾滄江




車は瀾滄江に沿って暫く走ったあと再度、山間地に入り3時頃 保山のある平地に降りました。 平地はほとんど稲田でしたがビニールハウスも沢山あり数ヘクタールほどの面積があるようでした。雲南でビニールハウスという事は一体 何を作っているのでしょうか?

保山市は平地にあり、特にめぼしい観光地ではないようです。 今夜の宿泊は予定では九龍賓館という予定でしたが 数日前に倒産という事で より市内に近い永昌賓館に変更になりました。 夜 散策がてら九龍賓館まで足を伸ばして見てきましたら、1つ星で建物は真っ暗でした。
保山ではY氏が以前 雲南に来て知り合った未開放地域の女性と文通が続いていて、この保山賓館前で合うという約束でしたが無事、合う事が出来ました。
住んでいる未開放地域からバスで4時間掛かるそうです。夕食はその保山賓館にて。
同室のM氏が中国銀行にて両替をするという事でつき合いましたら、行員多数がいて、お客がいないのに両替に15分掛かりました。因為這里是中国!




永昌賓館前
披露宴の参加者を待つ新郎新婦





保山賓館前







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